ボダイジュ

菩提樹といえば、ブッダがこの木の下で悟りを開いたという仏教に縁の深い植物なので、お寺によく菩提樹が植えてある。
たいてい、「菩提樹」と立て札が立っている。

先日、その木を見ていたら花が咲いている。小さな花で、広葉樹によくある地味な花だ。アボガドもこんな花だな〜とか思ってたんだけど・・よく見たら葉っぱの形のハート型が甘い気がする。インド土産でもらった栞が菩提樹の押し花(葉の)なんだけど、形が違う。だいたい、有名なタイのアユタヤ遺跡の石仏の仏頭(ぶっとう、ということばありますよね?あまり使わないけど)に菩提樹がからみついている、というのがあるじゃないですか。
これ、この目で見ましたよ。下の写真。
菩提樹って、ちょうどガジュマルみたいな幹のはずです。
ええ?と思って帰ってウィキで調べたらよくお寺に植えてあるのはインドボダイジュではなくって、シナノキだそうです。シューベルトの「菩提樹」も菩提樹ではないそうでセイヨウシナノキだそうです。

ああ、代用品だったのね。
それにしても解せないのが数珠を買いに行ったら、やたら「菩提樹」と書いてあるんです。
菩提樹の実?しかもクルミみたいなゴツゴツした茶色のやら、大豆みたいな色で斑点のあるツルツルやら・・これも疑問だったんだが、検索してたらジュズボダイジュという、これまた違う種類の植物があるんですね・・勉強になった。
(写真は自分で撮影)